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まず、オンラインカジノ自体は合法です。

「オンラインカジノとは」「安心性・信頼性は？」の項でも解説しましたが、オンラインカジノは「ジブラルタル」「オールダニー」「英領マン島」「カナワキ（カナダ）」「オーストラリア」「アンティグア・バーブーダ」「オランダ領アンティル」といった国の正式なライセンスを受け運営されています。
また運営会社自体も、基本的にはライセンスを受けた地域に所在し、もちろんその所在地域は法律でオンラインカジノ（オンラインゲーミング）を合法と定めています。

問題は、日本からオンラインカジノを利用した際に、違法かどうかということです。

これは、最初にはっきり言ってしまいましょう。

「現在の日本では、違法とも合法とも明確な判断はされていません。」

少し解説します。
例えば、日本国内でオンラインカジノを営業し、そこで、お金を賭けてプレーする･･
これは、運営者もプレーヤーも完全に違法で、賭博罪になります。

では、ラスベガスへ旅行に行き、ラスベガスのカジノでプレーする・・
これは、全く問題ありませんよね。

これをオンラインカジノに置き換えてみると、カジノ自体は「カジノを合法とする諸外国」にあります。プレーヤーは「賭博を違法とする日本」にいます。

以下電脳六法よりの一部抜粋です。
「賭博罪には「必要的共犯」という概念があり、他に賭を行う者や胴元などの相手（共犯）がいることが成立条件となっています。よって、カジノの開催が合法な国のサイトにおいて日本人が一人だけゲームに参加していた場合に、賭博罪が適用できるかというと疑問が残ります。」

これが問題を曖昧にしている点なのでしょう。果たして外国の法律が適用されるのか？それとも日本の法律が適用されるのか・・・・・

現在、日本国内で、オンラインでのギャンブルを違法と認めた例は無く、また、摘発された人もいないというのが現状です。

上記を踏まえて事故の責任の下でプレーするよう心がけてください。

また、日本で「オンラインカジノは違法」と決まった場合、プレーすることは止めたほうが良いでしょう。勿論、当サイトも閉鎖を余儀なくされると思います。

参考までに

ラスベガスという世界最大規模のカジノの街を擁するアメリカ。この国でのオンラインカジノ事情はどうなっているのでしょう。

アメリカ政府は「オンラインカジノ禁止」の方向で舵を取っているんです（以外でしょ？)
要は、国内のランドカジノの利益を諸外国（オンラインカジノ所在地）に持っていかれてしまう・・・ってことなんでしょうかね？

こんな米政府に対してWTO（世界貿易機関）は「米政府は2006年の春までに海外のネット賭博に対する規制を解かなくてはならない」との裁定を下しています。
これは「アンティグア｣（カジノライセンス発行国）からの「連邦法や州法でネット賭博を規制する米国の行動は、国際貿易協定違反に当たる」とした指摘をWTOが支持したものです。

いつの日か、ここ日本で「オンラインカジノ禁止」の動きが見られたとき、アンティグア等の国から日本政府に「日本のネット賭博禁止の動きは国際貿易協定違反だ！」って非難してほしいものですね。