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カジノソフトウェアにイカサマはあるのか?    2006/02/05


最近オンラインカジノファンさんのサイト上にて「某ソフトウェア及びカジノでのイカサマ」について論議が交わされている。
オンラインカジノでのイカサマ(不正操作)は、恐らくはオンラインカジノ誕生の頃から、そして、今後も永劫に論議され続ける話題の一つであろう。

そして、オンラインカジノに関するサイトを運営する以上避けては通れない命題であると思い、ここで私の意見、考えを記してみたいと思います。
( 少し長くなってしまいますので時間があるときにでも読んでみて下さい。)

まず、前述のサイトや各種掲示板などで主張されるソフトウェア及びカジノの不正について、どのような意見が出されているか少しまとめてみます。

  • 例えばルーレットなどで、自分が賭けた目とは反対の目が頻繁に出る。
  • 小額ベットではそうでもないが、高額ベットにしたとたんに裏目が出始める。
  • 自分が赤に賭け続けると逆の黒が10連続以上出た。
  • ブラックジャックでディーラーのアップカードがX連続10(絵札、A含む)だった。

上記等の確立の逸脱に関する意見は非常に多く見られます。
そして、上記の確立の逸脱の原因ともなり得る不正操作についての意見も多く見受けられます。

  • 毎月毎月ペイアウト率がほぼ95%で一定している事が逆に怪しい。こんな一定した値を出すには操作無しでは不可能ではないか?
  • オンラインで繋がっているのだから、出目を操作することぐらい出来るのではないか?
  • 結局はソフトもプログラムなのだから、不正なプログラムを仕込むことは容易ではないか?

等です。

まず、最初に不正操作の有無、カジノ側のイカサマ、ソフトウェアの不正について私の考えを言っておきます。

大手ソフトウェアには、そういった不正は有り得ないと思います。

恐らくみなさん聞き飽きている台詞だと思います。重要なのはその根拠。ですよね?
それでは、私が考える根拠を書いていこうと思います。

その前にまず書いておかなければならないのですが、上で書いた「確立の逸脱」に関することです。
確立というのは、試行回数が少なければ少ないほど、大きく確立から逸脱する可能性があり、試行回数が増えるにつれて、必ず確立に収束していくという特性を持っています。

例を挙げると、そうですね・・・例えば0も00も無いルーレットがあるとしましょう。
赤が出る確率も黒が出る確率も2分の1です。つまり50%/50%です。

そのルーレットで1回プレーします。
まず赤が出たとしましょう。ここで、終了とします。
すると赤が出た確率100%、黒0%となります。
どうですか?1回の試行だと、これだけ確立に誤差がでるんです。理論値が50%なのに対して結果は赤黒共に+-50もの誤差が出ています。
フザケテいるわけではないですよ。少し話を続けます。
これが試行回数を10回100回1000回と増やしていくと徐々にその誤差が縮まって行きます。1万回を越えた頃には、ほぼどちらも50%に近くなっていると思います。赤49.7%、黒50.3%という具合に。

これが俗に言う「大数の法則」です。そして、この大数の法則、即ち確立というのは残念ながら「絶対」です。
そして2分の1の確立上において片方が10連続いや・・20連続出続けるという現象は少なからず起こります。
例に出した赤黒のルーレットを100万回試行したとしましょう。その中で恐らく片方が20連続出続けた場面というのは何度か起こっているはずです。

おい、そんなことは分っているんだよ!その100万回の試行のうち数回は起こっているかもしれない片方20連続がピンポイントで起こるんだよ!$1ベットから$10ベットに変えたとたん裏目が出始めるんだよ!

そうです、長くなりましたがここから本題の「不正操作」についての私の考えです。

私は最初に「不正操作はあり得ない」と述べました。
それはソフトの解析や検証によって得た結果の意見ではありません。しかし、不正はあり得ないと言える根拠が幾つかあります。

まず、すでに何度も言われているような状況証拠的な話から言うと

  • 今回話題に上がっているソフトウェアはTSTの試験を合格し公にランダム性を認められている。
  • カジノには全てのゲームにおいてハウスエッジ(カジノの取り分)が存在しており、不正をせずとも最終的には必ずカジノ側が利益を得るようになっている。

という事が挙げられます。(TST= Technical Systems Testing とはランドカジノのスロットマシンなどのランダムさを試験する監査機関です。)

それから、TSTの試験を合格した後にプログラムを改変してしまえば・・・・と言う話も出ますが、という事はダウンロードされたそのソフトウェアは全てがプログラムを改変されたものなのでしょうか?
つまりは、意図的に逆の目が出るように・・ディーラーがBJを出しやすいように・・・・プレーヤーが負けるように・・・

だとすればそのソフトウェア(カジノ)を利用しているプレーヤーは全員が同じ様な負け方をするのでしょうか?
そうだとしたら最終的にカジノ側のペイアウト率の実績はどうなってしまうと思いますか?

それともランダムで不正なソフトをダウンロードさせられてしまうのでしょうか?ならばダウンロードし直せばいずれは正式なソフトがダウンロードできるのでしょうか?ちょっと無理がある話になりますね。

ということからソフトウェアにプログラムの改変をしているというのは現実的ではないように思えます。
(実際は似たような不正をしていたソフトウェアも過去に幾つかありますが、その殆どが不正を暴かれています)

次にオンラインで繋がっているのだから、操作できる・・・・ですが、これはどうなのでしょう?
実際にオンラインでサポートとチャットをしたり、ボーナスを振り込んでもらったりしています。ボーナスを振り込んでもらうなどは明らかに操作に通ずる部分ですね。
これはサポートの人が手作業によって(アカウントを)操作していると言っても間違いではないと思います。
ではゲームはどうでしょうか?
これも上と似たような答えになってしまいますが、無理があるように思います。
まず、誰が不正にゲーム操作をするのか?・・・サポートの人? 操作専門の人?それともコンピューター?プログラム?

そして、誰が操作されるのか?・・・プレーヤー全員?ランダムで選ばれた貴方?では、どのタイミングで?常に?特定の条件時に?

どうでしょうか?やはり現実的ではないように思えます。

それでは、「毎月ペイアウト率がほぼ95%で一定している事が逆に怪しい。」この件に関してはどうでしょうか。

大勝する人もいれば大負けする人もいるだろう。常に一定のペイアウト率なのは、そうなるように操作されたものではないのか?
ということだと思うのですが、これは一言で言ってしまえば勘違いです。

話の中で、「カジノには全てのゲームにおいてハウスエッジ(カジノの取り分)が存在しており、不正をせずとも最終的には必ずカジノ側が利益を得るようになっている。」と述べました。
つまりは、カジノのゲームにはペイアウト率の理論値というものが設定されています。

今回話題になっているソフトの「ヨーロピアンルーレット」の理論上のペイアウト率は97.30%、ハウスエッジは2.70%です。
こういった具合に全てのゲームにペイアウト率は設定されています。
このソフトウェア特有のアーケードゲームにも勿論あります。例えばペナルティシュートアウトでは 最も期待値が高いのは右上(Upper Right)と左上(Upper Left)で97.2% といった感じです。

つまりは「大数の法則に則って、理論上のペイアウト率に収束した」に過ぎないのです。

分りやすく且つ大げさに言えば、その月、そのカジノで1人のプレーヤーしか遊ばず、そのプレーヤーは1回のベットで$100負けたとしましょう。
この場合ペイアウト率は0%ですね。
しかし、実際は恐らく何万回、否、何千万回?それ以上ものプレーが行われたはずです。
だとすれば、理論値に近づくのは当たり前の話なのです。全員が勝つことはありえないし、全員が負けることもありえないのです。
つまりは、一定のペイアウト率を記録するということは、「多くのプレーヤーが多くのゲームを行い、公平にゲームが行われた結果であり、証拠である。」とも言えるのです。
ですから、その証拠、結果を外部機関に監査してもらい、公表するのです。

そして、元々カジノ側が儲かるように出来ているシステムなのに、不正をしてまで儲けるというのは、カジノ側にとってあまりにもリスクが高いものではないでしょうか?

不正が暴かれて悲惨な末路を辿った同業者の事だって充分に知っているでしょうしね。

しかし、これらはなんと言っても私の憶測に過ぎず、また状況証拠に過ぎないのも事実です。

(以下オンラインカジノファンより抜粋)
実際にお金を賭けた状態でブラックジャックを400万ハンド以上プレイして公正さを検証しようとしたTrueGambler.comの試みもありましたが、そこまでしても、「不正を行っていない可能性はxx.xx%くらい」という結論しか導けません。
という文章が出てきます。

だからこそ、今後も論議され続けるものなのだと思います。

結局は、不正操作では?と疑うのは確立の逸脱時に起こるものなのです。
しかし、確立は絶対なれど、不規則なものなのです。

私は今はパチンコはやらないですが、その昔、閉店間際のホールで2000回転以上回して放置された「大工の源さん」をよく見かけました。多いときでは30台位のうち、10台くらい2000回転以上なんてこともあったじゃないですか。

そんなもんなのですよ。

最後に、1つ私の実体験を書きます。

今回のソフトウェア・・・そういえばどこか言ってなかったですね。プレイテックでした。
そのプレイテックでの話ではないのですが、ビデオポーカーのダブルアップで、最初のアップカードが5回連続で12(Q)以上だったことがあります。勿論全て負けました。(マイクロゲーミング系のカジノです)
どうですか?不正が行われていると思いますか?

別の日やはりマイクロゲーミング系の別のカジノで、同じくVPのダブルアップ時三回連続アップカードが3だったことがあります。(このときは最初のアップカードがJで、私がKを引き勝ち、続けて次からの話)勿論全て勝ちました。
どうですか?不正が行われていると思いますか?

結論というかまとめというか・・・・

カジノ側、ソフト側は「外部監査によるランダム性の検査」や同じく外部監査による「ペイアウト率の公開」と証拠をきちんと提示しています。

やはり、プレーヤー側もイカサマ説を唱えるからにはイカサマである証拠を提示しなければ不公平に思えます。
しかし、現状はそういったイカサマの証拠を見聞きしたことはありません。
(最初に書いた確立の逸脱・・赤が10連続とかは証拠にはならないですもんね)

今後も世界中で論議は続けられるでしょう。
そして早くそれを払拭することがオンラインカジノ業界にとっての命題の一つでもあるでしょう。

 

私のサイトでは掲示板等のスペースがない為、リアルタイムでの論議が出来ません。
しかし、皆様からの意見を是非お聞きしたいと思っています。お時間がある方はメールにてお便り頂ければ嬉しく思います。
そして、公開OKの場合は、その旨書いていただければ、コラム欄にて書かせていただきたいと思っています。

どんどんメール下さいお待ちしています。

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